冬に行われた大型大会「JCG Master 2016-2017 Winter」を制覇した「SunSister Arancione」。

その冬の大会王者が3ヶ月間もの長い間、日本を離れて、台湾でのブートキャンプを行うとの発表を行いました。

気になるそのブートキャンプについてSunSister Arancione リーダーのN1ght0wl選手にインタビューを行いました。

 

 

――まず、台湾でのブートキャンプを行う目的を教えてください。

目的はオーバーウォッチの強化合宿を行い、台湾で行われる『Overwatch Pacific Championship 2017』と呼ばれる台湾プロリーグに挑戦します。海外のオーバーウォッチのレベルに挑戦していきたいという目標があり、このようなチャンスをいただけたので3ヵ月の間、頑張って行こうと思っています。

このブートキャンプ、奇跡みたいなお話なんです。

渡航費や現地での活動費など、資金の問題はありましたが、スポンサー様の多大な支援により、実現することができました。

本当に感謝しています。

 

――台湾へ行くメンバーを教えてください。

Elu 、Molis 、Odenkun 、kira 、ShirasPan 、ZETMAN 、moru 、そして私 N1ght0wlの計8名です。

MAKA、MoZart、ZZneoponは、仕事や学校の都合で今回は不参加になりました。

 

――メンバーの仕事や学業はどうするのですか？

仕事しているメンバーもいるのですが、eスポーツに理解のある会社に勤めていて休職することができました。

また、学校を卒業したばかりのメンバーもいて自由が効くタイミングでした。

 

――Molisさんはお子さんが生まれたばかりでしたよね。

Molisの奥さんからは「行っておいで」と許可をもらっていると聞いています。

私も最初驚いたのですが、家庭の中で話し合いが出来ていて解決できていれば、私から言うことはありませんね。

 

――台湾ではどんな活動をするのですか？

活動としては日々、現地でメンバーと作戦会議やチーム練習を考えています。ゲームを集中してプレイする環境があるので個人スキルアップなども狙っています。

また、現地のプレイヤーとの交流もあるので練習試合なども考えています。

台湾のプレイヤーも我々のブートキャンプを知っている様で「台湾に来るの？」など聞かれて、「食事でも行きましょう」なんて言うお話もしています。

 

――台湾ではどの様な一日を送る予定ですか？

まだ現地には行っていないのでおおまかにしか決まっていないのですが、活動開始は昼の12時くらいに統一しようとしています。ゲームなので深夜がコアタイムになり、朝から活動をすることは難しいと考えています。

また、せっかくの台湾なので身体を動かす時間を作ったりすることも考えています。

（補足：以下のツイートの様に体操を行った様です。）

 

――そういえばなぜ台湾なのでしょうか？なぜ韓国・中国じゃないのでしょうか？

韓国・中国のチームと試合をすることがあるのですが、自分たちのレベルと比べると差が大きすぎて相手になりません。それに比べ、台湾は自分たちの実力からそこまで離れているわけではありません。まぁ、後は日本人に優しい国だからですかね。

台湾は日本よりもeスポーツに理解があり、浸透している印象があります。社会に認められながらプレイできる環境に観を置くことでレベルアップにつながるのではないかとも考えています。

 

――台湾での生活に不安はありますか？

いろいろありますよ。

食べ物や水、空気が変わるので自分たちが対応できるのか、体調管理の面が心配です。

また、台湾は亜熱帯気候で、湿度と気温が高いため、バテてしまったり、体調を崩しやすいのではないかということも心配しています。

 

――どのような所に住むのですか？

住む場所は、5LDKの賃貸マンションです。

ウィークリーマンションを借り切って共同生活を行います。

ちなみに個人部屋はなく、2人1組みになり、私とmoruちゃん、MolisとEluが同じ部屋です。

その他は現地でくじ引きを行う予定です。

 

 

 

台湾でのブートキャンプと言えば、既にDeToNator.GOLDのメンバーが台湾でのブートキャンプを行っています。

 

『Overwatch Pacific Championship 2017』は2017年4月8日 15時から開幕戦が予定されております。

試合の配信は毎週 公式の配信チャンネルで金曜日から日曜日にかけて行われます。

13週に渡り実施される予定となっており、最後にはプレーオフが行われます。

 

現地で台湾の強豪チームとの交流や実際に顔を合わせて練習することでチームとして飛躍し、大会で活躍するSunSister Arancioneを楽しみにしています。

 

台湾での活動報告は随時SunSisterのツイッターアカウントにて公開されるとのことです。

なお、すでに台湾生活1日目の様子が公開されています。

 

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